百科事典の虫のページに夢中になって、
ページをめくる手が止まらなかった夜。
「これはなんで?」
「どうしてこうなったの?」
そんな問いがあふれて、
知らないことにワクワクしていた、あの頃。
けれど大人になるにつれて、
学びは“やらされるもの”になった。
正解を覚えるための勉強
点数を取るための勉強
何かの役に立つための勉強
いつしか、「問いを立てる」ことをやめ、
「答えを探す」ことばかりに慣れてしまっていた。
でも、ある日──
ChatGPTにふと「副業のこと」を聞いてみたところから、
私の“問い”が、思いがけず進化し始めたんです。
副業に興味があった私は、ChatGPTにこう聞いてみました。
「初心者におすすめの副業を教えてください」
すると、返ってきたのは…
ブログ
動画編集
フリマアプリ
YouTube
ライティング
どこかで見たような“定番リスト”。
正しい情報ではあるけれど、
なぜかピンとこない。
「あれ?知りたかったのって、これだったっけ?」
違和感を感じながら、もう少し自分の状況を足して聞いてみた。
「30代会社員で、在宅希望。人と話すのは得意だけど、朝しか時間が取れません」
すると返ってきたのは、前より自分に合いそうな具体的な提案。
音声配信やオンライン相談など、「あ、これなら…」と思える選択肢が見えてきた。
でも、それでも何かが足りない。
気づけば私は、こう聞いていました。
「副業でお金も大事だけど、“自分らしさ”を取り戻したいんです。
やりがいとか、表現とか、そういう感覚を取り戻したい。そんな人に合う仕事って何だと思いますか?」
するとChatGPTは、
「自己表現できる副業の例」や、「価値観から仕事を考える視点」、
さらには「やりがいの意味を考える問い」を提示してくれました。
そのとき、私は思ったのです。
あれ、副業のことを聞いてたはずなのに、
いつの間にか、“自分の生き方”を問い直していた。
はじめの問いは単なる検索でした。
「何が稼げるのか?」
「何が流行っているのか?」
でもAIと対話するうちに、
問いがこう変わっていったんです。
「自分は何を大切にしたいのか?」
「今の生活に、何が足りないと感じているのか?」
「“うまくいく”って、自分にとって何だろう?」
問いが、“自分の外”から“自分の内”へと移動した。
それが、「問いが進化する」ということなのだと体感しました。
問いが深まると、AIの返答の質も変わる。
では、どうすれば問いを深められるのか?
以下は、私がよく使っている3ステップの型です。
「おすすめの副業は?」
→ 汎用的で、誰にでも当てはまる情報が返ってくる
「30代会社員、在宅希望、人と話すのは得意」
→ 個別化され、精度の高い返答になる
「“自分らしさ”を取り戻したくて副業したい。限られた時間で、やりがいを感じたい」
→ 自分の動機・価値観・人生にリンクした“本質的な返答”が返ってくる
このように、問いは“テクニック”ではなく“思考の在り方”そのものなんです。

問いが進化するにつれて、
学びが“やらされるもの”ではなく、“遊ぶようなもの”に変わっていきました。
調べるのが楽しい
考えるのが面白い
気づきが自分にフィットする
「副業に向いてること」から始まった問いが、
「自分はどう生きたいのか?」という問いに進化して、
今では「自分の学び方そのもの」まで再設計されつつあります。

思えば、正解を探してばかりいた。
「何が正しいか」「何が効率的か」「何が最短か」
でも、それは誰かが決めた問いに答えることにすぎなかった。
今、AIと対話することで初めて、
「自分だけの問い」と出会い、育てている感覚があります。
それは時に曖昧で
時にうまく言葉にならなくて
時に答えが出ないまま終わる
でもその過程こそが、**学びの“芯”**なのかもしれません。
あなたの中にも、まだ言葉になっていない“問いの芽”があるはずです。
最近、自分に質問したのはいつですか?
その問いは、誰かの期待ではなく、あなたの声ですか?
AIに任せる前に、あなた自身が投げかけたい問いはありますか?
ChatGPTは、その問いに付き合ってくれる相棒です。
でも、問いを育てるのはあなたです。
現在、**「ChatGPTを使って問いを深め、SNS投稿に昇華する」**という実践セッションを準備中です。
AIとの対話で、自分の中のテーマを言語化してみたい方
ひとりでは気づけない“問いの核”を探りたい方
投稿内容に“思考の深さ”を加えたい方
気になる方がいれば、公式LINEに登録の上「問いを育てる」とメッセージいただけると嬉しいです。(※ChatGPTの機能的な活用についても、初心者向けに丁寧にサポートする予定です)
あなたの問いが、あなた自身の言葉をつくるかもしれません。

ChatGPTは“問いを深める相棒”になる
自分の動機や価値観を含めて質問すると、AIの返答も変わる
問いが進化すれば、学びは義務ではなく、探究へと変わる
学び直しは「答え」からではなく、「問い」から始まる