こんにちは☀
今回は「自己肯定感」について、特に子育てにおける影響や高め方を中心にお話ししたいと思います。
コーチングや子育ての世界でよく聞く言葉ですが、実は日常生活に深く関わる大切なテーマです。
自己肯定感とは、簡単に言うと「自分が自分であることを認め、満足すること」です。
自分自身の存在価値を、自分でしっかり認識できている状態を指します。
自己肯定感が低いと、次のような影響が出ます。
「どうせ自分は失敗する」と思い、行動できなくなる
人に褒められても素直に喜べない
周囲の人にもネガティブな影響を与えてしまう
つまり、自己肯定感は子どもだけでなく、親や周囲の大人にも大きく影響するのです。
子ども時代の経験が大きく影響します。主な原因は次の3つです。
褒められた経験が少ない
過剰な期待をかけられる
「あなたならできるはず」と言われ続けると、できなかった時に自己評価が下がる
人格そのものを否定された経験
「生まれてこなければよかった」「何をやってもダメ」と言われた経験
では、具体的に子どもの自己肯定感を高める方法を紹介します。ポイントは毎日できる簡単な習慣です。
褒めるときに気をつけたいのは「結果よりも過程を認める」こと。
例えば子どもが何かを作ったら、
「これ作ったんだね、いいね!」
と、ただその事実を認めるだけで十分です。
「すごい!」「偉い!」といった言葉はプレッシャーになる場合があります。
「好きだよ」「かわいいね」「愛してるよ」と言葉にして伝えることは、とても重要です。
回数が多いほど効果がありますが、恥ずかしければ10回でもOK。
おすすめのタイミングはお風呂や寝る前など、親子の触れ合いがあるときです。
手をつなぐ、頭を撫でる、抱きしめるなど、人と触れ合うことでオキシトシン(幸せホルモン)が分泌されます。
毎日のスキンシップで安心感を与えることができます。
子どもを他の子と比べるのではなく、その子自身の強みを見つけて伝えます。
食べるのが遅くても好き嫌いなく何でも食べられる
運動は苦手でも集中力がある
小さなことでも強みを認めて伝えることが、自己肯定感につながります。
実は、親自身の自己肯定感も子どもの育ちに大きく影響します。
自己肯定感が低い親は、自分を責めがちになり、子どもにも同じような気持ちを抱かせてしまうことがあります。
リフレーミング
ネガティブな出来事をポジティブに転換する方法です。
例:
「今日も疲れたな」→「今日も頑張った証拠だ」
「またイライラしてしまった」→「子どもと向き合えている自分がいる」
強みを見つける
他人と比べず、自分が好きなことや得意なことを見つけて誇ることが大切です。
例:人と話すのが好き、教えるのが得意など
感情を吐き出す
日記やタイピングで小さな達成やネガティブな感情を書き出すことで、自己肯定感を育みます。
子どもの自己肯定感を高めるために、親が日常でできることは意外とシンプルです。
肯定する(事実を認める)
1日100回「好き」と伝える
スキンシップを増やす
子どもの強みを見つけて伝える
さらに、親自身の自己肯定感を高めることが、子どもの育ちに直結します。
自己肯定感を高めることで、親も子どももポジティブな気持ちで毎日を過ごせるようになります。
子育て中の「自己肯定感」に関する悩みを持っている方は、まず親自身から取り組んでみてください。小さな積み重ねが、子どもの自信や安心感につながります。
もっと詳しく自己肯定感の高め方を知りたい!
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