その満たされなさは、頑張りが足りないからではなく、頑張る方向を“他人の基準”で決めているからかもしれません。
外から見れば順調でも、自分の気持ちが置き去りになっているため、達成しても満足感が続かない。
こうした思いがあると、頑張ることをやめられなくなる。
一度褒められても、安心できるのは一瞬だけ。
すぐに次の評価が必要になるため、どれだけ頑張っても満たされにくい。
他人の期待を察することに慣れるほど、自分の希望や違和感を感じ取る機会が少なくなる。
その結果、目標を達成しても「これは本当に私が望んでいたこと?」という感覚が残る。
つまり、他人軸は「自分がない証拠」ではなく、これまで自分や人間関係を守るために身につけた方法でもある。
他人を大切にすることが悪いのではありません。
ただ、その中に“自分の気持ち”も含めてあげることが必要なのです。
自己理解とは、
を、少しずつ知っていくこと。
他人の意見を無視するのではなく、周りの意見と自分の気持ちの両方を知ったうえで、自分で選べるようになることが“自分軸”。
他人から褒められることや、肩書・成果を一度取り除いて考えてみる。
すぐに答えが出なくても、「評価がなかったら続けたくないかもしれない」と気づくだけで十分。
「やりたいから選んでいる」のか、「怖さを避けるために選んでいる」のかを見分ける。
「何がしたい?」が難しい人でも答えやすい、小さな問いにする。
大きな夢ではなく、小さな希望を拾うことから自分軸が育っていく。
他人軸から抜け出そうとして、急に仕事や人間関係を変える必要はない。
まずは日常の中で、
など、小さな選択を自分に返していく。
自分軸は、最初から心の中に完成しているものではありません。
自分の声を聞き、その声を大切にする経験を重ねることで、少しずつ育っていくものです。
これまで周りのために頑張ってきたあなたは、もう十分に人を大切にしてきました。
これからは、その大切にする人の中に、自分自身も入れてあげてください。
「私はどうしたい?」と問いかける小さな時間が、満たされない毎日を少しずつ変えていくはずです。
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