「もっと自分らしく生きたい」
そう思っているのに、何を変えればいいのかわからない。
好きなことを見つけようとしたり、やりたいことを書き出したりしても、なぜかしっくりこない。
そんなとき、「自分らしさを見つけるために、もっと何かを始めなければ」と考えてしまう人、実は少なくありません。
でも、自分らしく生きるために必要なのは、新しい何かを足すことだけではないんです。
周りの期待や”正しさ”に合わせるうちに身についた習慣を、ひとつずつ手放していくこと。
そうすることで、今まで聞こえにくくなっていた自分の声が、ふと聞こえてくることがあります。
今回は、「自分らしく生きたい」と思ったときに、今日からやめたい3つのことをご紹介します。
何かを選ぶとき、こんなふうに考えていませんか?
「一般的にはどちらが正しいんだろう」
「失敗しない方を選ばなきゃ」
「周りから見て、ちゃんとしているのはどっち?」
もちろん、情報を集めたり、人の意見を聞いたりすることは大切です。
けれど、正解を探すことに夢中になると、「私はどちらが好き?」「私はどう感じている?」という自分の感覚が、置いてけぼりになってしまうんですよね。
世間の正解が、あなたにとっての正解とは限りません。
安定した仕事を続けることが合う人もいれば、新しい環境に挑戦することで心が軽くなる人もいます。
人とたくさん関わることが楽しい人もいれば、一人で落ち着いて過ごす時間が必要な人もいる。それでいいんです。
大切なのは、”正しい方”を選ぶことではなく、自分が納得できる方を選ぶこと。
答えを検索する前に、まずは一度だけ、自分に聞いてみてください。
「誰にも評価されないとしたら、私はどちらを選びたい?」
すぐに答えが出なくても大丈夫。
自分に問いかけること自体が、もう自分らしさを取り戻す一歩になっています。
本当は嫌だったのに、
「これくらい我慢しなきゃ」
傷ついたのに、
「私が気にしすぎなだけ」
疲れているのに、
「みんな頑張っているんだから」
そんなふうに、自分の気持ちを小さく扱ってしまうこと、ありませんか?
自分の感情を後回しにすることが続くと、やがて「自分が何を感じているのか」「本当はどうしたいのか」が、わからなくなっていきます。
感情は、正しいか間違っているかを判断するものではありません。
たとえ相手に悪気がなくても、あなたが傷ついたなら、「私は傷ついた」という事実がある。それだけなんです。
たとえほかの人が平気でも、あなたが苦しいなら、その苦しさを無視しなくていいんです。
自分らしく生きることは、いつも自信を持って堂々と生きることではありません。
小さな違和感にも気づいて、「そう感じたんだね」と自分の気持ちを受け止めてあげること。
まずは、自分の心の味方になることから、始めてみませんか。
相手の表情が曇ると、不安になる。
頼まれると、本当は難しくても断れない。
自分の意見を伝える前に、相手が望んでいそうな答えを探してしまう。
それは、あなたに自分がないからではありません。
これまで人に合わせることで、関係や居場所を守ってきた。そういうものなんです。
相手を思いやれることは、あなたの優しさです。
でも、誰かに嫌われないために自分を変え続けていると、だんだん「本当の自分」との距離が遠くなってしまいます。
どれだけ相手に合わせても、すべての人に好かれることはできません。
そして、相手がどう感じるかを、あなたがすべて引き受ける必要はないんです。
いきなり大きなお願いを断ったり、強く自己主張したりしなくても大丈夫。
まずは返事を急がず、
「少し考えてから返事をしてもいいですか?」
と伝えるだけでも、自分の気持ちを確認する時間をつくれます。
相手を大切にしながら、自分の気持ちも同じように大切にしていい。それでいいんです。
「自分らしさ」と聞くと、夢中になれるものや、誰にも負けない強みのような、特別な答えを見つけなければならない気がするかもしれません。
でも、自分らしさは新しくつくるものではなく、すでにあなたの中にあるものです。
「なんとなく好き」
「本当は少し嫌だった」
「今日は休みたい」
「私はこうしてみたい」
そんな小さな感覚の一つひとつに、自分らしさは、ちゃんと表れています。
正解を探すこと。
自分の気持ちを小さく扱うこと。
嫌われないために自分を変え続けること。
全部を今日から完璧にやめる必要はありません。
まずは一つ、「あ、またやっているかも」と気づくだけで十分です。
自分らしく生きるとは、迷わなくなることではありません。
迷ったときに、周りの声だけで答えを決めるのではなく、「私はどう思う?」と自分のもとへ戻ってこられること。
今日、何かを選ぶ場面があったら、ほんの少し立ち止まって聞いてみてください。
「私は、本当はどうしたい?」
正しい言葉ではなく、あなたの本当の言葉を大切にできますように。
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モヤモヤを言葉に、自分責めを手放し、”自分で選べる私”へ。