入院を経て、働き方を見直した話

KIKIchat0 K

前回は、病気の発覚から入院、治療までの経緯について書きました。

入院中、ベッドの上で過ごす時間は想像以上に長く感じました。

スマホを見たり、本を読んだりしていても、ふと考えてしまうんです。

「私はどんな人生を生きたいんだろう」

「私は自分の人生の主人公として生きられているだろうか」

今回は、そんな問いと向き合った時間について書いてみたいと思います。

◆入院中に考え続けたこと

体調が悪い中常に考えていたのは、「私は何のために働いているんだろう?」でした。正直体調不良の期間が割と長かったのでその時から、働く意味については考えていました。だけど、体調が悪過ぎて頭に浮かんでは深く向き合う前に考えるのをやめて休むを繰り返していたのです。体調が悪くても休む訳にいかず無理矢理働く。休める時間帯はひたすら寝るを繰り返していた私が、入院治療を始めた途端体調が回復し自分と向き合う気力と体力が戻ってきたのです。ここで、自分がクライアントさんに実施しているカウンセリングを応用し、自分ととことん向き合う事にしました。まず第一に私の頭に浮かんだ事は、「どうして私は仕事が嫌いな訳じゃないのに毎回疲弊してしまうんだろう?」でした。

◆今までの価値観

私の今までの考えは頑張る=努力=認めてもらえるでした。根性論と体育会系の部活出身というのも大きいと思いますが。wやった数、頑張った期間、プロセスをとても重要視していたのです。ただ、部活の時もそうですが、どんだけ頑張っても試合に負けたらそこで試合終了。仕事だって、職種によっては結果を出さなければインセンティブが稼げなかったり、評価制度に乗らず自分の評価が上がらなかったり。ここを履き違えるとせっかく実力のある人も勿体無い事になるという事から目を背けていました。

◆病気を経て改めて気付いた価値観

日本に帰国してから今回入院するまでの3年間程、結果重視の環境に身を置いていました。それまでの私は日本でも大手で結果を求められるというより、求められた仕事を先回りして評価を得る職種だったり海外ではチームリーダーという立場で現場メンバーをサポートする仕事で評価をしてもらっていました。ここから、過去疲弊していた原因を3つ見つけ出したのです。

◎疲弊していた原因

  • サポートの枠を超えてサポートしてしまう

    • 私はMBTIが擁護者という事もあるのか、人との境界線を引くのが苦手です。人が喜んでくれる事、感謝してくれる事を率先して実行するのが気質。そして喜び。だけど、自分の心を満たす前に人を満たす事に集中し過ぎてしまう結果、いつからか「頼めば何だかんだやってくれる人」という都合の良い人間になっていたと思います。すると、自分が余裕のない時はイライラするし、自分の機嫌を取る事に罪悪感さえ覚えるようになりました。
  • そもそも結果重視の環境が向いていない

    • プロセス重視、結果重視の仕事や環境を両方経験して気付いた大切な事でした。そもそも私は結果重視、結果が良ければプロセスはどうでも良いという価値観が合わなかったのです。(理屈は理解できるけど心が拒否する)そもそも気質が擁護者なので、結果を求めてガンガン自分で結果を出す仕事よりも、自分のサポートで関わった人が結果を出す姿を見て喜びを感じるという事を確信したのです。
  • プライベートとの境界線がなくなりがち

    • 大手に勤めていた頃も海外で働いていた頃も定時があったので基本残業しないように効率よく仕事をするのが好きでした。(繁忙期や立ち上げリーダーの時はめっちゃ残業してたよ…!白目)ただ、帰国してフルフレックスで仕事を始めた途端プライベートとの境界線が全く引けなくなってなってしまったのです。そもそも、家庭の事情でフルフレックスを望んでいたのですが実際にやってみると本当に境界線が難しい。性格的にサボってると思われたくないという気持ちが強くて中抜けしたり通常勤務時間よりズレて勤務する日はいつもより多く働いてしまったり…無駄な気苦労が多くなってしまいました。

◆決心したこれからの働き方

上記3つを改めて書き出し言語化する事で、頭の中でクリアに問題を可視化する事に成功しました。ここからは自分の軸をしっかり定めて自分と約束するだけです。私は下記に決めました。

自分との約束(個人事業主として)

  • 自分の業務範囲をしっかり把握、相手へ伝える

    • 自分が担当する業務範囲を曖昧にしない事で、「努力が足りてないかも」という自責の念を予め発生させないようにする事でオーバーワークを防ぐ。そして、その境界線を相手に上手に伝える事で過度な業務発注をせずに、クオリティを下げずに成果を出す事が可能に。
  • 向かない環境には絶対に身を置かない

    • 私の場合、結果重視の環境は心を疲弊させるだけで結果も出ないし向いていませんでした。向いていない環境でいくら頑張っても成果は出ないし誰も幸せになりません。正社員であれば適正適所への異動や転職なども検討可能でしょうが、個人事業主となるとそうはいきません。ここは開業前に徹底的に自分と向き合い自分の適性を詮索しました。何もしなくても得意な事を自分の武器にするという事を徹底。
  • 働く時間=価値という概念を捨てる

    • フルフレックスで学んだのは「自由」はいかに自分でコントロールできるかで快適さが変わるということ。(あくまでも私の性格上)自由となると、やっていない気がしてしまってダラダラ働き続けてしまう自分の癖に気付けたので、常に自分の体力と気力がMAXの状態でパフォーマンスを発揮できるラインを把握する事が重要!それ以上のオーバーワークは絶対に慢性化させない事。※クライアントさんが困っていたらもちろん臨機応変に対応するけどね。その為働く時間の長さではなく、働いている時間内で貢献できるように癖をつける事

◆これからの人生

自分との約束を踏まえた上で、今回体調を崩した事もあり週5勤務という「当たり前」を手放しました。そして1日の労働時間を半分に短縮。その代わり、自分が働いている間は最大限のクオリティで価値を提供する。そんな働き方にシフトチェンジを実践しています。

個人事業主、フリーランスの働き方って不安定だし収入が安定しない事に対して色々言われがちだけど私は生活できるだけのお金があれば十分です。お金の計算は勿論大切で、自分で自分を養っていく以上は私だってしっかり計算します。だけど、個人事業主として活動を始めて半年弱、既に実感している事が一つ。この働き方をしていると、自然に評価をして頂ける機会が増えた事。収入面も大手で働いていた時位は1年目でクリアできそうなのです。これって自分と対話して、自分の得意を信じて、不得意を認めた事によって起こった事なのかな?と。

今後どうなるかなんて誰にも分かりませんが、少なくとも倒れるまで働いて、入院で強制ストップをかけられたからこそ、今後の働き方が私に良い影響を与えてくれると確信しています。

◆おわりに

皆さんの理想の働き方はどんな働き方ですか?人は案外、強制的にストップがかからないと人生を見つめ直す事もないのかもしれません。私は今までの人生沢山の自問自答を繰り返してきましたが、結局納得いく答えに辿り着く前に考えるのをやめてしまっていました。何故なら認めるのが怖いから。この一瞬の痛みを認めた瞬間いろんな事が解き放たれ違う景色が見えますよ!

このブログが少しでも何かのきっかけになりますように。

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